題名;その後のツレがうつになりまして。
作者;細川貂々
出版社;幻冬舎
実用度;★★★★★
内容;★★★★★
価格;★★★★★
(*実用度、内容、価格を星の数で5段階評価しています。)
実用度;
一巻目と同様に専門的な話は、描かれておらず作者の実体験のみ描かれているので、理解しやすいです。まとめやツレ(旦那)に対して対応の良し悪しが書いてあり、内容が深い。
内容;
・どちらを先に読んでも大丈夫ですが、こちらの方が特に呼んでもらった方がいいかと思います。
・「ツレがうつになりまして」が出版される事になった軌跡。
・うつ病の方への接し方。(良い例、悪い例が豊富に書かれています。)
・休職制度、医療費や薬代が安くなる制度についても書かれています。
・会社をやめさせてはいけない。(環境が変わるような事はしてはいけない。)
価格;
内容が深くなってますし、うつ病への対応の仕方が書かれており、満足がいくものでしたので、この価格でも納得です。
一言;
もっと早くこのような本が出てほしかったです。
一番、びっくりしたのはうつ病の患者を無理に会社を辞めさせてはいけないということでした。私は、会社を辞めさせれば治るのかと思っていたのですが、環境が変わったり、うつ病になった原因に背を向けてしまう事は、その後の嫌な事にも背を向けてしまうようになってしまい。結局は、治らないのだそうです。
うつ病には「あ」「と」「で」という事をモットーに生活した方がいいらしいです。「あ」は「焦らない」、「と」は「特別扱いをしない」、「で」は「できること・できないことを見極めよう」との事です。詳しくは本を読んでください。
うつになった(一緒に支えた)方が本を書いた方が伝わりやすいかと思いましたね。
以前のブログにも書きましたが、専門書に書かれているものとは症状が異なっておりかなり戸惑ったりしましたが、これらの2冊で書かれている事の方が実際に出ている症状に近いのではないでしょうか?
ツレさんも専門書と自分の症状が違っており、出版が決まったのに「みんなと症状が違うから本を出さないで欲しい。」と言ったようですが、実際には「ツレがうつになりまして」を読んだ方から自分と症状が似ていると連絡があったようです。
最終的には、ツレさんは「本を出してよかった。」と言ってますしね。
それにしても、ツレさんは鬱病になりながらも毎日、日記を書いていたなんてすごいと思います。本来なら、やる気も起こらないでしょうし、薬のせいで眠くてしょうがなかったかと思いますし。